日本初「ScreenX」3面スクリーンでパイレーツオブカリビアンを上映。

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映画館「ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場」において7月1日から日本初導入となる、3面(正面+左右側面)の新しい映画上映システム「ScreenX」(スクリーン・エックス)。同日公開の「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」が、国内での第1弾作品となる。実際にどんな映像が観られるのか、国内初上映の前日に体験してきた。

「ScreenX」とは、韓国の CJ CGV 社が開発した映画上映システムで、正面スクリーンと両側面の壁面スクリーンという3面のスクリーンで上映し、視野角270度という広範囲の上映環境を実現。映像は、正面に投影する通常のプロジェクターに加え、天井に設置された左右4つずつ、合計8つのプロジェクターにより両サイドに投影。それらのプロジェクターと、マルチチャンネルサウンドシステムを完璧に連動させることによって、映画の世界への圧倒的な没入感を実現させた。両サイドの壁に直接投影するというスタイルだが、壁の素材は通常の劇場とは違うものになっており、映像が投影されていても違和感がない。

■タイミングよく広がる映像表現は本編の30分程度

ScreenXを開発したのは、韓国のシネマコンプレックスCJ CGV社。同社は2009年に4DXを初導入したことでも有名だ。ScreenXは2015年に韓国で導入されて以来、全世界119の劇場に設置されている(2017年6月時点)。内訳は、韓国84館、中国26館、アメリカ3館、トルコ2館、ベトナム2館、インドネシア1館、タイ1館で、東京のお台場が120箇所目になる。

上映時、正面スクリーンには通常版の映像を、通常の映写機で投影。両サイドの映像は、逆サイドの天井に設置された複数(左右各4台)のプロジェクターよって投影され、それらが連動する仕組みである。右スクリーンの映像は左壁の天井プロジェクターより、左スクリーンの映像は右壁の天井プロジェクターよりクロス投写する。日本語字幕がある場合は、通常通り、正面スクリーンに表示される。

 

特に『パイレーツ~』は海や空の描写が印象的な作品となるため、スクリーンいっぱいに広がる開放的なシーンは圧巻だ。「ScreenX」の制作チームは、圧倒的な船のスケール感や戦闘シーンの迫力を最大化するためにワイドな背景を立体的に表現することに注力。その結果、ジャック・スパロウと“海の死神”サラザールの戦いが3面スクリーンいっぱいに広がり、映画の中に没入していくような感覚を味わうことができる。

 

今回のオープンを受けて、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場の大塚達徳支配人は「ScreenXを最初に聞いた時は、懐疑的でした。どういうものかわからないですし、不安でしかなかったですけど、実際に映像を観てみて。これは広めていかないといけないと思うようになりました。新しいコンテンツは時代が求めるものですが、このScreenXはまさにそうなるべき存在だと思います。お台場よりScreenXを広めるために関係各位の協力をお願いします!」と来場者に呼びかけた。

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